愛知県みよし市福谷町壱丁田19-1

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知覚過敏

2019年10月22日

歯がしみる方へ

歯がしみる、でも原因が思い当たらないという方がよく来院されます。歯がしみる原因はレントゲン画像や視診だけでは診断しづらいものです。
原因としては、咬み合わせの異常・歯の摩耗(間違った歯磨き)・歯肉が下がったなどが挙げられます。
当院の知覚過敏外来では、患者様の症状から、咬み癖・歯ブラシの当て方・食習慣・歯周病の進行度などを詳しく調べ原因をさぐります。原因が判明したら刺激の少ない処置から順次行っていきます。

処置方法

①ブラッシング指導
歯ブラシの当て方が強すぎたりすると、歯に対する刺激となり知覚過敏を引き起こします。まずは歯ブラシの使い方を確認させて頂き、正しいブラッシングをご指導いたします。

②薬剤塗布
初期の知覚過敏であれば歯の表面に薬剤塗る処置で対応が可能です。効果は一時的ですが、塗布を継続することで知覚過敏が減少していきます。

③プラスチックを詰める
知覚過敏は歯の根元から感じる場合がほとんどですので、知覚過敏が強めの方は、歯の根元に歯科用プラスチック(コンポジットレジン等)を充填し刺激から歯を遮断します。

④歯周ポケットの治療
歯周病で歯ぐきが下がり、歯の根が露出してくると知覚過敏が進んでいくことがあります。歯周病の治療と知覚過敏の処置を並行して行っていく必要があります。

⑤噛み合わせの調整
親知らずの影響や、歯ぎしり、人工物の摩耗など噛み合わせのずれが歯に刺激を加えている場合があります。部分的な噛み合わせの調整や、マウスピースを入れるなど強い咬合力から歯を守る処置を行います。

⑥むし歯の治療
金属の詰め物などの下でむし歯が進んでいて歯がしみている場合もあります。特に詰め物の下はレントゲンにも写らない所もありますので、詰め物をはずしてむし歯があるか確認が必要な場合があります。