お子さんのお口の健康を守るためには、まずは親御さんが正しい知識を得ることが大切です。お口の健康は、お子さんの全身の健康のために欠かせないものです。今回は、0〜6歳の幼年期のお子さんの予防歯科について詳しく解説していきます。
《幼年期ってどういう時期?》
幼年期のお口の中の特徴は、以下の3つです。
・ご家族、主にお親御さんから虫歯菌が感染して、お口の中に定着してしまいます
・お口の中の常在菌の構成が完成します
・歯が生えていない状態から乳歯が生え揃って、顎が発達していきます
《幼年期の虫歯を防ぐ方法》
・その1 親御さんがご自身のお口のケアをしっかり行いましょう
幼年期のお子さんの虫歯を防ぐために一番大切なのは、親御さんのお口の中の環境を整えることです。まずは親御さんが、歯科医院で虫歯や歯周病を治療しましょう。妊娠がわかった段階で、ご家族で歯科検診を受けるのがおすすめです。
・その2 子供が虫歯菌に感染しないように気を配る
まだ歯が生えていない時期から、ガーゼなど柔らかい布でお口の中をやさしく拭ってあげてください。お口の中を清潔を保つだけでなく、「口の中に物が入ること」に慣れることができます。また、口移しで飲食物を与えないことを、親御さんだけでなくご家族全員で共有しましょう。おじいちゃんおばあちゃんが、お孫さんに愛情を持って接した結果、虫歯菌に感染させてしまうことがあります。歯が生えてきたら、毎食後に歯磨きが必要です。自分で歯ブラシを持てるようになっても、親御さんが仕上げ磨きを行なってください。
・その3 歯医者に慣れさせること
歯科医院でのメンテナンスは、お口の健康を守るために大切なことです。虫歯になった時だけ歯科医院へ行くと、「歯医者=こわいところ」というイメージがお子さんに定着してしまいます。歯科検診などに通って、歯科医院に慣れておくことが大切です。
【まとめ】
お子さんのお口のケアは、早く始めれば始めるほど効果を発揮します。お口の健康を損なうことが、学習障害や容姿のコンプレックスを引き起こす可能性もあります。虫歯になってからではなく、予防のために歯科医院を活用してみてください。
お子さんのお口の中のお困りごとがある方は、ぜひ当院までご相談ください。
おだファミリー歯科クリニックは“ファミリー”の名の通り、アットホームで皆さんが来院しやすい医院を目指しています。楽しいおもちゃがたくさんある広い託児ルームや、ベビーベッド、授乳スペースも完備しています。お子さんの歯やお口のことで気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。